女性の髪の悩み

髪の毛が傷む原因と改善方法!正しいヘアケアできれいなツヤ髪へ

女性が気になる髪の毛・頭皮トラブル

年齢を重ねるごとに、髪の毛の傷みが気になる人も多いのではないでしょうか。髪が傷むと、枝毛ができたりパサついたりと、見た目にもわかるようになります。髪の毛がなぜ傷むのか、また傷んでしまった場合の改善方法を紹介します。

 

健康な髪の毛と傷んだ髪の毛の違いとは?

髪の内側の構造は層になっていて、中心部を「メデュラ」、中間部を「コルテックス」、そして髪の毛を覆っている表面の部分を「キューティクル」といいます。キューティクルには髪の内部を保護する役目があって、髪の健康や手触り、見栄えの面でも重要な部分です。

健康な髪の毛と傷んだ髪の毛では、キューティクルの状態が異なります。健康な髪はこのキューティクルが整っていて、触った感覚がツルツルしています。逆に傷んだ髪の毛はキューティクルが失われ、ガサガサした感触で、髪の毛に含まれるタンパク質や水分が流出し、ツヤのない髪の毛となってしまいます。

 

髪の毛が傷む原因

髪の毛が傷む原因にはさまざまな理由がありますが、主な原因として、ヘアケアやカラー、パーマによるダメージがあげられます。

 

パーマやカラーなどの薬剤ダメージ

一部のパーマ剤やブリーチ剤に含まれるアルカリ成分はキューティクルにダメージを与えるだけでなく、髪の毛の内側にも大きな負荷をかけてしまいます。その結果、髪の毛の中に水分を保つ機能が弱まり、乾燥して手触りもパサつきますし、ゴワゴワしてまとまりにくくなります。しかし最近では商品開発も進み、「髪を傷めない、傷めづらい」成分でパーマ、カラーを楽しめるようになりました。

 

日常のヘアケアによる物理的ダメージ

毎日のヘアケアによっては、髪の毛に物理的なダメージを与えてしまうことがあります。たとえば過度なブラッシングの摩擦によりキューティクルがはがれてしまうこともあるのです。また、日々の洗髪においても、爪を立てて頭皮を擦ったり、すすぎが不十分だったりすると、髪へのダメージにつながってしまいます。

 

ドライヤーやヘアアイロンの熱

ヘアアイロンも、使い方によっては髪にダメージを与えてしまいます。髪の毛のキューティクルを保つ観点からいえば、まず、長時間の使用や同じ個所に当て過ぎるのはよくありません。髪が高熱処理されると、髪に含まれるタンパク質が変質してしまう「タンパク質変性」というダメージを起こし、健康な髪には戻らなくなります。

ドライヤーにも同じことがいえます。過度なドライヤーやヘアアイロンの熱は、キューティクルをはがし、めくれたり浮き上がったりさせて、見た目もツヤのない状態にしてしまいます。

 

紫外線

紫外線は、皮膚のターンオーバーを乱すだけではなく、髪の毛にもダメージを与えます。髪の毛が紫外線を受けることで、髪に含まれるタンパク質が変性してしまうのです。それにより、水分や油分が奪われて髪は乾燥し、キューティクルも剥がれ落ちてしまいます。また、タンパク質と同様にメラニン色素も破壊されてしまい、そのままケアしないでいると髪色が少しずつ色褪せていきます。

 

髪の傷みを進行させないヘアケア方法

カラーやドライヤー、紫外線などによる髪へのダメージは、毎日のヘアケアを正しく行ってキューティクルへの負担を軽減することで、ダメージを最小限に抑えることができます。具体的な方法について見ていきましょう。

 

ダメージヘアにおすすめのシャンプーとは

髪のダメージはキューティクルの乱れが大きな原因です。髪や頭皮が乾燥している場合、使用するシャンプーはアミノ酸系がおすすめです。一般的に販売されているシャンプーは、泡立ちのよさや爽快感を重視しています。

しかし、それらのシャンプーの多くは、髪や頭皮に負荷をかけてしまう恐れがある洗浄力の高い成分が含まれています。一方、アミノ酸系のシャンプーは泡立ちや爽快感は少なめですが、低刺激であるため頭皮にやさしく、髪を保湿する働きもあるのでダメージヘアに向いています。

また、キューティクルを守ってくれるシリコン配合のダメージケアシャンプーもおすすめです。シリコン自体に髪を補修する効果はありませんが、使用することで髪をコーティングしてキューティクルが整い、髪の毛のすべりを良くしてまとまった仕上がりを期待できます。

一時期、「シリコンは髪に悪い」という事で、シリコンが入っていない「ノン・シリコン」ブームが起こりました。しかし、成分だけで見れば一概に悪いとはいえません。髪質によってはシリコンの滑らかさが枝毛、切れ毛を防ぐ効果として有効に作用する場合もあります。
(注:一般的に「シリコン」と呼ばれていますが、正式には「シリコーン」と表記します。)

 

正しい洗い方&乾かし方

いくら適切なシャンプーを使用しても、洗い方や乾かし方を間違えてしまうと、髪にダメージを与えることになります。正しい洗髪方法で、髪のダメージを防ぎましょう。

・ブラッシングでもつれを解き、十分に湯洗いする
まず、髪を濡らす前に十分にブラッシングしましょう。何もせずに髪を濡らしてしまうと、髪の毛がからまってしまいます。また、そのまま洗髪を続けると、無理に引っ張る力が加わり、切れ毛などの髪へのダメージに繋がります。ブラッシング後は、シャンプーを使う前に十分に湯洗いすることも大切です。これにより髪と頭皮がたっぷりと水分を含み、シャンプー時の摩擦を減らせます。

・たっぷりの泡で頭皮をマッサージするように洗う
シャンプーを手のひらで泡立てたら、髪ではなく頭皮になじませるように、指の腹で頭皮をマッサージするように洗髪しましょう。髪の汚れは、泡が髪全体に行き渡ったら十分落ちています。

・しっかりすすぐ
シャンプーが残らないように、しっかりと洗い流しましょう。特に耳の後ろや生え際、襟足はシャンプーが残りやすいので、念入りにすすいでください。爪を立てて洗ったり、髪をこすり過ぎたりすると、髪や頭皮にダメージを与えてしまう恐れがあるので注意が必要です。

・ドライヤーは15~20cm離して、温風と冷風をわけて使う
ドライヤーで髪を乾かす際は、15~20cmの距離をとるようにしましょう。ドライヤーが近過ぎて髪の表面温度が高くなり過ぎると、髪へのダメージが大きくなります。

まず、温風で髪の水分を吹き飛ばすように乾かしましょう。髪の根元に指を入れて小刻みに動かしながら温風を送ります。髪が乾き切って水分がなくなると急速に温度が上昇するため、髪が熱くならないように温風と冷風を切り替えながら乾かしてください。

 

トリートメントやヘアオイルで髪を保湿

カラーやパーマ、紫外線などの影響でダメージを受けたダメージヘアには、トリートメントやヘアオイルを使用することで、髪を保護しダメージを予防することができます。さらに、ダメージケアに適した保湿性の高いトリートメントやヘアオイルもおすすめです。お風呂上りや朝のスタイリングのとき、外出する前などに使用しましょう。

 

まとめ

髪のダメージにはさまざまな原因があります。しかし、正しく適切なヘアケアを行うことで、髪へのダメージを軽減し、美しい髪を保つことができます。また、すでにダメージを受けていたとしても、ヘアケアによって改善効果も期待できるのです。髪の洗い方や乾かし方など、毎日の生活の中で改善できるヘアケアもありますので、この機会にぜひとり入れてみてください。

この記事の監修専門家
Aura代表 毛髪診断士 / JHSA認定講師
谷平 達昭
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