抜け毛・薄毛の対策と頭皮ケア

髪の毛を増やす方法とは?食べ物・ヘアケアでの抜け毛や薄毛対策と育毛剤の選び方

抜け毛・薄毛の知識

薄毛の原因は、遺伝など先天的要因だと思っている方は多いのではないでしょうか。実は薄毛は遺伝だけではなく、生活習慣も大きな要因となります。
・睡眠不足
・ストレス

これらは特に、薄毛のリスクを高める原因となっています。そこで、今回は薄毛になる原因を探り、髪の毛を増やすよりも抜け毛を防ぐためのヘアケア方法を紹介しましょう。

 

10代・20代も悩まされる?髪の抜け毛や薄毛の原因

10代〜20代の若さなのに、薄毛に悩んでいる人は男性女性問わず存在しています。若年層の薄毛はどうして発生するのでしょうか。

 

睡眠不足が招く成長ホルモンの分泌量が減少

睡眠不足は髪の毛の成長に悪影響を及ぼします。人間の成長ホルモンは、睡眠中に分泌されます。成長ホルモンとは、名前の通り、成長するために欠かせない大切なホルモンのことです。

紫外線や乾燥などでダメージを受けた髪の毛や頭皮は、成長ホルモンにより回復が促されるのです。このホルモンがもっとも分泌する時間帯が入眠直後のノンレム睡眠時です。しかし、

・夜ふかしなどによる睡眠不足
・寝る直前までのスマートフォンの使用
・就寝前のタバコやコーヒー

などによって交感神経が刺激され、脳が覚醒したままだと、睡眠の質も低下してしまいます。このように睡眠時間が短くなり、睡眠の質が悪くなってしまうことで成長ホルモンの分泌量が低下し、髪の毛の成長や回復に支障をきたしてしまいます。

 

ストレスによる自律神経の乱れ

人間関係や家庭の事情、仕事の残業などのストレスも、髪の毛の成長に大きく関わります。強いストレスが慢性的に続くことで、自律神経が乱れ、血行不良やホルモンバランスの乱れまでも引き起こします。頭皮が血行不良になることで、髪の毛を作り出す毛母細胞に栄養が届かなくなり、育毛を妨げてしまいます。

 

過剰な洗髪を行っている

間違った洗髪方法も、薄毛につながる可能性が高まります。整髪料を使う機会が多い人は、洗髪はとても大切ですが、しっかり汚れを落とそうと爪を立ててゴシゴシ洗うのは、頭皮が傷つく原因になります。

また、必要以上に洗いすぎると、本来必要な皮脂や常在菌までも洗い流してしまい、頭皮トラブルへとつながります。洗髪のタイミングはできれば、就寝前に一回だけ行うのがよいでしょう。

 

若年性脱毛症の一種であるAGAの可能性も?

10代・20代の薄毛は、AGA(男性型脱毛症)の可能性もあります。若い世代でも症状が起きるのがAGAの特徴。男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン(DHT)」が、何らかの原因で増加してしまうと、AGAが発症しやすくなるのです。

ジヒドロテストステロンが増加する原因は、生活習慣の乱れが大きく関係しています。

・偏った食生活
・睡眠不足
・運動不足
・ストレスのある生活

これらの生活習慣を慢性的に続けていると、ジヒドロテストステロンの増加が進み、若年性脱毛症になるリスクを高める可能性があります。

 

髪の毛を増やすためのヘアケア対策

それでは、髪の毛を増やすためにはどうしたらよいのでしょうか。若い頃から育毛のためにやっておきたいヘアケアの方法を紹介します。

 

1.育毛に効果的とされる栄養素が多い食べ物の摂取

育毛に効果的とされる代表的な栄養素や食べ物には以下のものがあります。意識をして、積極的に摂取するとよいでしょう。

<タンパク質>
髪の毛を形成している主成分はケラチンというタンパク質です。このタンパク質はアミノ酸から合成されますが、なかには体内では生成できないアミノ酸もあるため、食事で補うことも大切です。上質のアミノ酸を含むタンパク質には、肉・魚・卵・牛乳・大豆製品などがあります。

<ビタミンB群>
ビタミンB群の中でも特にビタミンB2、B6はタンパク質の合成を助け、頭皮の代謝を促したり、皮脂の分泌を抑えるはたらきがあります。マグロ・レバー類・納豆・バナナなどに多く含まれています。

<亜鉛>
亜鉛も髪の毛の主成分ケラチンの生成に欠かせない栄養素です。亜鉛が不足することでケラチンがうまく生成されず、抜け毛が増える原因を作ってしまいます。亜鉛が多く含まれる食材には、牡蠣やアサリなどの貝類・ウナギ・アーモンド・高野豆腐などがあげられます。

 

2.頭皮マッサージを行う

血行が促進されると、頭皮の隅々まで栄養が行き渡りやすくなり、健康な髪の毛を育む頭皮環境へとつながります。また、適度な刺激を与えることで、頭皮のターンオーバーを促進。毛穴の詰まりや古い角質除去などの効果も期待できるでしょう。

以下に簡単なマッサージ方法をご紹介します。頭皮マッサージをするときは、決して爪をたてないように注意して指の腹を使って押しつけるように行いましょう。

<1.こめかみ付近から円を描くように>
こめかみ付近から親指以外の4本の指を当て、耳の後ろに親指をおきます。そして頭全体を包み込むように4本の指でマッサージ。円を描くように行うのがポイント。

<2.指をずらし頭全体をまんべんなくマッサージ>
頭皮の血行は下から上へと流れているので、その流れに沿ってマッサージも下から上へとゆっくり移動させて頭全体にまんべんなく施します。

 

3.育毛剤の使用

育毛成分が含まれた育毛剤にも、頭皮環境を整える効果があります。育毛剤の多くは医薬部外品に分類されるため、ドラッグストアなどで購入でき、比較的安心して使用できるところが特徴です。

しかし、含まれている主成分にもさまざまな種類があるため、自分の頭皮環境や目的に合わせて選ぶことが大切。たとえば、血行促進作用のある成分、毛母細胞に栄養を補給する成分などがあります。

育毛剤を使うときはシャンプー後など、毛穴が開いているタイミングがより毛根に浸透しやすくなります。また、髪の毛は就寝中に成長するため、就寝前につけるのが効果的といわれています。

 

4.ストレスをためない・十分な睡眠をとる

ストレスは血流を悪くして、髪の毛の成長を滞らせてしまうので、育毛の大敵といえます。ストレスをためない生活を心がけましょう。

ストレスを発散するためには、

・軽い運動をする
・没頭できる趣味をつくる
・ぬるめの湯で入浴する

など、心身ともにリラックスできる環境をつくります。また、睡眠もストレス解消に大きく関係しています。

成長ホルモンは入眠直後のノンレム睡眠時に多く分泌されます。肝心なのは寝入りばなに深く眠ること。こうして質の高い深い睡眠を得ることで、ストレスも解消されるでしょう。

 

まとめ

薄毛や脱毛は、10代、20代の若年層でもなる可能性があることがわかりました。

薄毛の兆候に気づいても、日ごろから生活習慣やヘアケアを見直し、頭皮環境を良好に保つことで、髪の毛の抜け毛予防は期待できます。

しかし、抜け毛対策だけでなく髪の毛を増やしたい場合は、育毛につながる栄養素を積極的に摂ったり、専門の医師による診断のもと、発毛効果がある医療用医薬品などを処方してもらうという選択肢もあります。

まずは、若いうちから頭皮環境を良好に保ち、今以上の抜け毛を防ぐことからはじめてみましょう。

この記事の監修ドクター
ドーズ美容外科 佐賀院 院長
田崎 公
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