男性の髪の悩み

髪の毛が抜ける原因と対策|1日に抜ける正常な量と抜けやすい時期

抜け毛・薄毛の原因

抜け毛や薄毛の悩みを持つのは中高年だけではありません。10代や20代でもひそかに悩んでいる場合もあります。抜け毛の悩みがストレスにつながり、さらに抜け毛が増える悪循環になることも。今回は、髪の毛の抜けるさまざまな原因とその対策方法を詳しく紹介していきましょう。

 

髪の毛が抜ける原因

髪が抜ける原因は、生活習慣やストレスなどさまざまです。その中でも、主に考えられる原因にはどのようなものがあるのか、いくつかあげていきましょう。

 

ヘアサイクルの乱れによる抜け毛

ヘアサイクルとは、毛髪が生まれて成長し、抜けていくまでの周期のこと。通常、健康な男性は3年から5年、女性は4年から6年と、そのサイクルは安定しています。しかし、何らかの原因によってこのサイクルが乱れると、髪の毛の生えるスピードが乱れてしまいます。

成長期・退行期・休止期と繰り返される周期のうち、成長期が短く、休止期が長くなってしまうと抜け毛に。髪の毛がきちんと成長しきれないうちに抜けてしまうため、健康な髪の毛よりも細く短い抜け毛が多く、産毛のように見えるものもあります。

 

AGA(男性型脱毛症)による抜け毛

AGA(男性型脱毛症)とは、男性ホルモンの影響で起こる脱毛症です。思春期を過ぎた男性に見られ、前髪の生え際付近の後退が見られたり、頭頂部付近が薄くなって頭皮が透けたりするようになります。遺伝的要素以外にも、生活習慣の乱れやストレスなども発症の原因になることがわかっています。

 

ストレスによる抜け毛

ストレスによる抜け毛の原因には、交感神経と副交感神経のバランスが乱れによる頭皮の血行不良が考えられます。また、ストレスの影響で睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌がうまくいかなくなることも。髪の毛がきちんと育ちにくくなってしまいます。

 

生活習慣による抜け毛

生活習慣の乱れも抜け毛の深刻な原因のひとつです。過度なダイエットや偏食などで栄養不足となり、頭皮へ必要な栄養が届きにくくなります。

また、過度な飲酒も抜け毛の原因に。アルコールを分解する際に、髪の毛の成長に必要な栄養が使われてしまうのです。喫煙も血管収縮を起こし、慢性的な血流不足で髪に悪影響を与えてしまいます。

抜け毛が気になる場合は
・禁煙すること
・お酒の飲みすぎは控えること
・栄養バランスのよい食事を心がけること
・適度な運動を行うこと
・睡眠をきちんと取ること
など、生活習慣の改善が必要なのです。

 

間違ったヘアケアによる抜け毛

「乾燥肌なのに皮脂を除去しすぎる」「脂性肌なのに乾燥肌用を使う」など、頭皮に合わないシャンプーを使うことも抜け毛につながります。また、カラーリングやパーマなどを頻繁に行うことが、頭皮や髪にダメージを与えていることも。

また、強い紫外線に当たり続けることで日焼けをしてしまい、頭皮がダメージを受けて抜け毛の増加につながることもあります。

 

髪の毛が1日に抜ける平均本数とは

抜け毛の1日の平均数は個人差や季節によっても変化しますが、正常なヘアサイクルでは一般的に50本から100本程度です。

 

髪の毛が抜けやすい時期とは

季節性による抜け毛があることも知っておくべきでしょう。夏から秋にかけての強い紫外線の影響で頭皮や髪が強いダメージを受け、秋の抜け毛は一年でもっとも多いといわれています。そのほかにも、季節の変化によって髪の毛が抜けやすくなる原因についてまとめました。

<紫外線によるダメージ>
一年のうち夏から秋にかけては紫外線の影響をもっとも受けやすい時期といわれており、髪や頭皮にもダメージが加わります。頭皮は身体の中で一番高い位置にあり、紫外線の影響を強く受けるので、時にはやけどのような深刻なダメージが残ってしまう場合も。頭皮のかさつきや乾燥に加えて、抜け毛の増加につながります。

<夏バテによる栄養不足>
夏の気温の高さや、エアコンによる乾燥などの影響によって水分が不足したり、頭皮環境が悪化したりすることがあります。また、夏バテにより食欲がなくなって栄養が不足してしまい、髪の毛のもととなる栄養が頭皮の毛根にある毛乳細胞まで行き届かなくなることも。

<季節の変わり目>
季節の変わり目に抜け毛が増える場合もあります。春は寒暖差が激しいことに加え、新入社員や新学期など新しい環境に置かれる人も多く、環境の変化によるストレスが抜け毛につながります。秋は、夏に受けた紫外線のダメージを引きずって、抜け毛が増えることが考えられます。

 

男性の抜け毛の対策

育毛剤の使用や食事の改善、正しいヘアケアなど、抜け毛の対処法について重要なポイントをいくつかみていきましょう。

 

育毛剤を使用する

発毛剤などの医薬品やAGA治療薬などは医師の指導の下で使用することが大切です。そして、医薬部外品である市販の育毛剤の場合には、ノンアルコールで無添加なものを選ぶと安心できます。

シャンプー後は毛穴が開いて浸透がよくなっているため、洗髪してから使用するのがよいでしょう。

 

バランスのとれた食事をする

抜け毛や薄毛の対策では、食事の見直しを行うことも重要です。バランスのよい食事に加えて、抜け毛対策によい栄養素を摂りましょう。牡蠣やアサリなどに含まれる亜鉛や、大豆製品や魚や肉などに含まれるタンパク質、野菜やナッツ類などに含まれるビタミン類がおすすめです。

 

適度な運動をする

適度な運動は頭皮の血行をよくし、頭皮環境の改善につながります。また、ストレス解消にもつながります。

 

自分に合ったシャンプーを選ぶ

シャンプーも抜け毛と密接な関係があります。乾燥肌や敏感肌には、アミノ酸シャンプーがおすすめ。刺激が少なく洗浄成分がマイルドで髪や頭皮にやさしいという特徴があります。

逆に、頭皮の弱い方が控えたいのは石油系界面活性剤の配合された高級アルコール系シャンプーや石けんと同じ成分で作られている石けんシャンプーです。洗浄成分が強く、頭皮に必要な皮脂まで落としすぎてしまう恐れがあります。

また、シャンプーは、以下のようなことに気をつけましょう。
・先にぬるま湯で髪や頭皮を洗い流し、余分な汚れを落としておく
・シャンプーはしっかり泡立ててから髪や頭皮につける
・爪を立てたりゴシゴシこすったりせず、指の腹で頭皮をマッサージするように洗う
・シャンプー成分を残さないようしっかりとすすぐ

洗髪後は自然乾燥にまかせるのでなく、髪や頭皮に雑菌が繁殖しないように、すぐにドライヤーで乾かすのがポイント。ただし、ドライヤーを髪や頭皮に近づけすぎたり、同じ部分に2秒以上あてたりしないよう意識しましょう。

 

まとめ

男性の抜け毛の原因と対策方法をみてきました。生活習慣の見直しやシャンプー選びから正しい頭皮のケアまで、トータルで対策を行っていくことをおすすめします。抜け毛が気になったら、すぐに対策を始めていくことが未来の髪の毛を育てることにもつながるのです。

この記事の監修ドクター
ドーズ美容外科 長崎院 院長
芳賀 菜未香
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