抜け毛・薄毛の対策と頭皮ケア

頭皮の血行を改善する方法|血行促進で抜け毛・薄毛を解消するために

頭皮のケア方法

抜け毛や薄毛が起こる原因はさまざまですが、頭皮の状態も大きく関係しています。抜け毛が気になり始めたら、まずは、自分の頭皮の状態をチェックすることが大切。そして、育毛のメカニズムや頭皮環境の改善方法を知り、少しでも早く対策を行うことが薄毛対策に繋がるでしょう。

 

頭皮の状態をチェック

こちらでは、頭皮状態を自分でチェックする3つの方法を紹介していきます。

 

頭皮のやわらかさをチェック

まずは頭皮の柔らかさから見ていきます。頭皮に指の腹を当てて、上下左右に頭皮を動かします。その後、同じようにおでこに指の腹を当てて上下左右に動かしてみます。

この時、頭皮とおでこが同じような動きができていれば頭皮が健康な証拠。もし、おでこよりも頭皮の方が動きが悪いと感じたら、頭皮が硬くなっている可能性があります。

 

頭皮の色をチェック

次に、頭皮の色を確認してみましょう。

<頭皮が青白く透き通っている>
青みがかって見えるのは、しっかりした毛根が多く残っている証拠。頭皮が青白く、透き通った色の場合は健康な状態です。

<頭皮が黄色>
黄色がかっている場合は、頭皮の皮脂が酸化している状態です。洗浄力の強すぎるシャンプーの使用や、脂っこい食べ物は頭皮の皮脂を過剰に分泌させる原因に。過剰皮脂は毛穴を詰まらせ、抜け毛や薄毛の要因になります。

<頭皮が赤色>
頭皮が赤いときは、なんらかの原因で炎症を起こしていたり、血行不良によってうっ血を起こしたりしています。常に頭皮が赤いという方は注意が必要です。

 

頭皮のフケやかゆみをチェック

頭皮にたくさんのフケや強いかゆみが生じている場合は、頭皮環境があまりよくない状態と言えます。フケとは頭皮の新陳代謝によって古い角質が落ちたものなので、通常は心配ありません。

しかし、かゆみをともなっていたり、あまりにもフケが多く出たりするときは頭皮にトラブルが起きている証拠です。フケには大きく分けて、

・乾性
・脂性

の2つの種類があります。それぞれ説明していきます。

<乾性フケ>
手で頭を払うとパラパラと落ちてくる状態の乾いたフケのこと。この場合、パーマやカラーなどによる頭皮ダメージや、紫外線や季節による頭皮の乾燥が原因かもしれません。そのほかにも、アレルギー性皮膚炎や乾癬、色素性乾皮症などの病気が潜んでいることもあるので注意が必要です。

<脂性フケ>
大きな塊になって髪の毛の根元付近に見られるのが特徴。これは、マラセチア菌が増殖したために頭皮に炎症が起きる「脂漏性湿疹」が原因であることが多いです。マラセチア菌のエサとなる頭皮の皮脂が多すぎることが脂漏性湿疹を引き起こしてしまうと考えられています。

頭皮に脂っぽいフケや、かゆみ・炎症が見られるときは、必要に応じて皮膚科の受診や薬の使用など、適切な対処を行いましょう。

 

薄毛・抜け毛を解消するために頭皮の血行をよくする理由

薄毛・抜け毛を解消するためには頭皮環境を改善することが欠かせませんが、特に頭皮の血行不良と薄毛は深く関係しています。

血液は全身を回って栄養や酸素を運ぶ役割がありますが、頭皮においても同じ。髪の毛を作る毛母細胞は人間の身体の中でも活発に細胞分裂をしていて、たくさんの栄養を要する部分です。つまり、頭皮の血行不良により髪に必要な栄養が行き渡らなくなると、薄毛や抜け毛が発生してしまうのです。

 

頭皮の血行を改善する方法

こちらでは、普段の生活にも取り入れられる頭皮の血行を改善する方法を紹介します。

 

頭皮の血流を促す成分が入った育毛剤を使用する

頭皮の血行をよくするために、育毛剤を使用するという手段もあります。頭皮の血行を促す成分は下記のようなものがあります。育毛剤を選ぶ際の参考にしてみましょう。

・センブリエキス
・オウゴンエキス
・海藻エキス
・ニンニクエキス
・シャクヤクエキス

 

シャンプーでは頭皮をやさしく洗う

シャンプーは、髪の毛の汚れや整髪料を落とすためだけではなく、血液を頭に届けるためにも重要なヘアケアです。

指の腹を使って頭皮をもみほぐすように洗いましょう。トリートメントやリンスは、頭皮につけず毛先から髪全体につけてしっかりと流しましょう。洗髪が終わったら、必ず乾かしてから寝ることも大切です。

 

自宅で簡単にできる頭皮マッサージ

頭皮を刺激して血流を促す頭皮マッサージは、抜け毛や薄毛予防に効果があるといわれています。洗髪後の頭皮が清潔な状態で行うことが理想ですが、テレビを見ているときなど空いた時間を利用して行うのもよいでしょう。

頭皮はデリケートなので、爪で傷をつけたり強い力でやりすぎたりしないよう注意。時間は1日5分ほどがベストです。

<頭皮マッサージの方法>
1.まずは円を描くように耳周りをやさしくもみほぐします。
2.次に、指の腹を使って頭頂部へと位置を動かしながらマッサージしていきます。
3.頭皮マッサージは、痛気持ちよいくらいの感覚で力加減に注意しましょう。

 

ツボ押しで頭皮の血行を促進

身体には、刺激することで血流がよくなるツボが点在しています。頭皮マッサージの際に、以下で紹介するツボを刺激すればさらに効果が期待できるでしょう。

<百会(ひゃくえ)>
両耳から垂直に線を延ばした頭頂部の交点にあるツボ。身体全体の経路が集中し「万能のツボ」ともいわれる百会は、頭皮の血流改善のほかにも、頭痛、眼精疲労、肩こりなどあらゆる身体のトラブルを調整してくれます。

<風池(ふうち)>
首筋のやや外側、うなじのくぼみにあるツボ。後頭部の抜け毛予防が期待できます。そのほかに、首や肩の血流を改善することでこりをほぐし、頭痛を和らげる効果もあります。

<天柱(てんちゅう)>
「風池」から親指1本分ほど内側寄りにあるツボ。天柱を刺激すると首や肩のこりが解消し、頭部への血行改善効果が期待できます。薄毛予防のほか、疲労回復やストレス解消にもよいといわれています。特に後頭部の抜け毛が気になる方は、天柱と風池を一緒に刺激するとよいでしょう。

 

適度な運動

頭皮の血流を促進させるには、身体全体の血行をよくする必要があります。そこで有効なのが、適度な運動です。
ウォーキングやゆっくりとしたランニング、ストレッチなどの軽い運動がおすすめ。無理のない範囲で、日常に取り入れられる運動を継続して行うことが大切です。

 

入浴

湯船に浸かることは、全身の血行改善に繋がります。特に暑い季節になるとシャワーで済ませてしまう方もいますが、夏は冷たい飲み物や食べ物、エアコンなどで知らず知らずのうちに身体は冷えています。

たまにはゆっくりと湯船に浸かり、血流を促しましょう。その際、頭に蒸しタオルをまくと、保温されて頭皮の血流がよくなるのでおすすめです。さらに毛穴が開いた状態で洗髪を行えば、毛穴につまった汚れも落としやすくなります。

 

まとめ

育毛のためには欠かせない、頭皮環境の改善。まずは自分の頭皮をセルフチェックすることで状態を把握し、薄毛の原因を探りましょう。

そのうえで、自分でできるケアや自分に合った育毛剤をとり入れることが大切です。健康な髪の毛を手に入れるには、健康な頭皮から。適切な頭皮ケアで、強く健康な髪の毛を手に入れましょう。

この記事の監修ドクター
ドーズ美容外科 長崎院 院長
芳賀 菜未香
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